チャイコフスキー:くるみ割り人形「葦笛の踊り」「金平糖の踊り」


久しぶりに吹いてみた。
私が吹いたのはフルート四重奏の楽譜だったが。
やっぱり一人で吹くのは物足りない。

吹いていて、なんとなくHPのことを思い出した。
ちょっと音楽について書こうかな、と。
私がフルートを始めたきっかけとか?


私がフルートに惹かれたのは、小学6年のとき。
小学校の体育館で、同じ地区の中学校の吹奏楽部が演奏していた。

吹奏楽団の演奏を聴いたのはそれが初めてではなくて、小学5年のときに福岡県警察音楽隊(だったと思う)が演奏してくださった。実は、演奏中、金管のあまりの音量の大きさからか耳が痛くて、耳を塞いでしまっていた。夜、家でも親に「耳が痛い」ともらしていた。
翌日、朝から「昨日よりも耳が痛い」と親に訴え、耳鼻科に連れて行ってもらった。耳鼻科の医師は「中耳炎ですね」と言い、私の左耳の鼓膜は切られたのさ。初めてだったからすごく怖かったよ〜。
「動くと危ないから」と、看護師に、両肩をベッドに押さえつけられ、「そんなに押さえつけなくても動かねーよ!」と言いたいのを我慢しておとなしくしてたけど、今まで体験したことがない痛さに、こらえきれずに涙が出てきた。
お母さんの姿が見えてて、心配そうに私を見てた。鼓膜を切ったけど、膿らしきものが出てこなかったらしく、結局中耳炎ではなかったようだ(怒)まぁ、1,2日後に痛みは引いたけど。

・・・・・・話が反れた。
つまり、音楽隊の演奏には感動する余裕がなかったのだ。
耳が痛くてね。

小学6年のときに聴いた中学生の演奏で感動したかどうかは覚えてはいないが、最前列にいたフルートを見て、「かっこいい」とか「素敵」とか、ひと言では言い表せない思いを抱いたのだ。(照)

今考えれば、その次の年(私が中学1年)の吹奏楽コンクール福岡支部予選で金賞をとれたのだから、最盛期の演奏だったのではないだろうか。

中学に上がり、吹奏楽部に入部した。
しっかーし、フルート希望者は5人。フルートの枠は1人・・・。
テストとかいって、今まで吹いたこともないフルートをひとりずつ吹かされた。
何を基準に決めたのかは知らないが、他の子がフルートに決まり、残った人は余った楽器に。
私は、「それならユーフォニウムにしよう」と思ったが・・・。
またしても他の人とかぶり、「時間がないからジャンケンで決めて」と言われ、あっさり負けてしまった。
帰って泣いたよ。
そのときはコンクールまではがんばろうって思ってた。

先輩からは毎日のように怒られ、少しも褒めてもらえず。
コンクール前には金色の折り紙で千羽鶴を折り。
コンクールでは初めての金賞だった。
私たち(1年)入る前には課題曲は決まってたらしいけど課題曲の選曲で顧問と部員がもめてたんだって。

3年生の先輩たちは泣いて喜んでた・・・。

私は・・・泣いてない。
いやいややってたからさ。
そりゃあ嬉しかったけど、涙なんて出てこなかった。
なんでかな。

その次の年(中学2年)は、コンクールは銀賞。
その頃は、部活が嫌でたまらなかった。
私がやりたい楽器を面倒くさそうに練習している友達。

私は吹きたくてたまらないのに。
私はフルートがしたくてここに入ったのに・・・。

2年間続けたけど、やっと辞める決心がついて、2年生の修了式の日(春休みの前日)に退部届けを顧問の先生に渡しに行った。
誰にも相談してなかったから、誰にも気づかせないようにしてたから。
先生にはもちろん引き止められた。
いい指揮者であり、いい顧問でもあったと思う。
そのときは先生にも部員にもいい感情なんて抱いていなかったけど。

退部届けを出した帰りに、グラウンドでマーチングの練習をしていた部員に遠くから大きな声で聞かれた。
「なんで帰りようとー?」(博多弁w)
私は、普段は無視なんてしないけど、そのときばかりは「辞めたけんー」なんて大声で返事するなんてできなくて、ちょっと苦笑いしてトボトボ歩いて帰った。

中学の吹奏楽はこれでおしまい。
「あと半年頑張れば良かったのに」なんて言われもしたけどね。
『あと半年』が我慢できなかったんだと思う。
2年間頑張ったのに、内申書には「部活動:なし」になったしね。
なんだったんだろって思うよ。


高校は公立であればどこでもいいって思ってて、家から歩いて5分の学校に合格。
吹奏楽部に入部して、「またフルートになれなかったらどうしよう・・・」という不安と、「もしかしたらなれるかも」っていう期待が半分ずつくらいで、楽器を決めるときはドキドキだった。
幸い、希望者は私だけだったらしくて、念願のフルートになれました。

嬉しかったよ。ほんっっっとに。
実は中学1年の冬にフルート買ってたんだけどね(笑)
教えてくれる人なんていなかったから、吹く機会もなくて眠ってた。
やっと高校で吹けるようになって、毎日楽しかった♪
今考えるとすっごいヘタクソだったけど、毎日充実してた。
フルートになれるまでの話を話したときに、誰かに言われた。

「そこまで吹きたいと思われたなら、フルートもきっと喜んでるよ」

そ、そうかな・・・(照)
吹奏楽部でフルートになることが私の第一の目標だったから、とりあえず今までフルートをしていた人に少しでも近づこうと練習に励んだ・・・はず。


2004/7/6 (Tue) 22:48:17